糖尿病とは
近年、健康意識、健康医学が日進月歩発達しているにも関わらず、現代病である成人病、生活習慣病の発症件数は、年々益々増加しています。
その内の万病の元と言われている糖尿病は、日本人全人口の6人に1人が糖尿病患者もしくはその予備軍と言われており、その原因としては、食料が有り余っている状況による飽食や暴飲暴食、食生活の変化による高カロリー摂取、自然環境・生活環境の変化、ストレス等の理由から、体内に活性酸素が増加し、結果として自己治癒力の低下が挙げられ、今や、ホームレスの中にも糖尿病患者がいるという状況であります。
糖尿病は食生活の乱れが主な原因であり、血液中の糖分濃度が慢性的に高くなる病気で、結果として、合併症を引き起こしたり、高血圧、脳溢血、脳梗塞、狭心症を誘発したりします。
糖尿病の症状は、特に痛みなどの自覚症状が出ない為、健康診断などで、「治療が必要である。」との結果が出ても、治療を受けない人が非常に多いと言われている病気です。
糖尿病の一番の問題点は、この合併症を併発してしまうということで、それにより、腎臓障害で人工透析を余儀なくされたり、糖尿病網膜症で失明したり、脆弱性骨折になったり、糖尿病壊死などで足を切断したりしなければならないことに発展してしまいます。
もちろん、糖尿病になるには、それなりの原因がありますので、それをチェックする意味においても、中年になってきたら、健康なうちから検査する必要があります。
また、最近では、若い人にも糖尿病患者は増えており、ペットボトル症候群といわれる人達がこれに当たります。
これは、巷に氾濫している自動販売機のペットボトルのことで、ペットボトルと言うよりかは、その中身、糖分飲料をがぶ飲みして、糖尿病になってしまうということです。
改めて言うまでも無く、今や、ホームレスでも糖尿病になる時代、日頃からの注意が必要のようです。